ボードゲーム会の日程調整では、遊ぶゲームを先に決めるか、集まれる人に合わせて選ぶかを相談してから候補日時を出しましょう。日付の○だけで決めず、実際に遊ぶ人数と、全員が参加できる時間を確認しましょう。

「その日は空いている」と返事が来ても、夕方には帰る人がいれば、遊びたいゲームを終えられないかもしれません。友人同士の小さな会なら、最初に何を優先するかを一つ決めるだけでも、候補の比べ方が変わります。

1. 遊ぶゲームを決めてから集まる? 集まれる人で選ぶ?

まず、今回の会がどちらに近いかを考えてみてください。

今回の希望 候補日を選ぶ基準 条件が合わないとき
このゲームを遊びたい そのルールに必要な人数と、遊ぶ時間がそろうか 別の日を探すか、ゲームを変えてもよいか相談する
友人と集まって遊びたい 参加できる人と、みんなが一緒にいられる時間 その人数・時間で遊べるゲームを選ぶ

たとえば「4人そろって、このゲームを最後まで遊びたい」なら、参加できる人数だけで日程を選ぶと条件を見落とします。一方で、会うことを優先するなら、人数に合わせてゲームを替える方法もあります。

これは幹事が相談を進めるための分け方です。途中で方針を変えても構いません。大切なのは、参加者が同じ前提で候補に答えられることです。

2. 人数と時間は、遊ぶ製品・ルールで確認する

人数は、手元の箱や説明書、メーカーの公式ページで確認します。似たタイトルや別の版の情報を、そのまま使わないようにしましょう。

たとえばナナトリドリの公式ページでは、プレイ人数は2〜6人と案内されていますが、3〜6人用の基本ルールと2人用のデュエルルールが分かれています。「2人でも遊べる」と「今回遊びたいルールで遊べる」は、確認する内容が違います。

時間も、数字だけを見ず、何を含む目安なのかを確認してください。クイックショット!の公式ページには、説明を含めて約10分で遊べるという案内があります。表示プレイ時間に説明が含まれるかは、製品ごとの記述を確認してください。

会の予定を立てるときには、次の項目も考えておきましょう。

  • 初めて遊ぶ人への説明と、カードやコマの準備
  • 何回遊びたいか、別のゲームも遊ぶか
  • 休憩、片付け、会場から出る時刻
  • 途中参加・途中退出の人がいても、今回の遊び方が成立するか

「表示時間に必ず30分足せば大丈夫」といった共通の決まりは置かず、慣れている人が見積もり、参加者にも余裕が必要なことを伝えます。退出時刻が動かせない場合は、短いゲームへ切り替える案も用意しておくと相談しやすくなります。

3. 候補は「何時から、何時までいられるか」で比べる

日付だけで回答を集める前に、開始時刻と終了の目安を添えます。参加者には、その時間を通して参加できるか、途中で帰る予定があるかを確認しましょう。参加できない詳しい事情まで聞く必要はありません。

次は、4人で同じゲームを遊び、説明や片付けを含めて全員で2時間確保したいと相談した場合の例です。4人・2時間はこの例の条件であり、すべてのゲームに当てはまる目安ではありません。人数には、遊ぶ幹事も含めています。

候補 参加できる人数 全員が一緒にいられる時間 この例での判断
土曜14時開始 4人 14〜15時の1時間 人数はそろうが、時間が足りない
土曜18時開始 3人 18〜21時の3時間 時間はあるが、予定した人数に足りない
日曜13時開始 4人 13〜16時の3時間 人数・時間の両条件を満たす候補

この場合は日曜を提案できます。ただし、使う場所やゲームを持ってくる人の都合も確認してから決めます。

条件に合う候補がなければ、日付を増やす、短いゲームへ替える、別のルールで遊ぶなど、何を変えるかを友人と相談してください。「回答した人が多い日だから」と、そのまま確定する必要はありません。

4. Togelloで開始時刻の候補と回答をまとめる

候補への返事がトークに散らばりそうなら、Togelloで日程調整ページを作り、同じリンクから回答してもらう方法があります。

  1. 名前や会のタイトルなど、画面の必要事項を入力します。
  2. 「土曜14時」「土曜18時」のように、比べたい開始時刻を候補にします。同じ日でも異なる開始時刻を指定できます。
  3. 詳細欄に、遊ぶゲーム・使うルール・確保したい時間・終了の目安を書きます。
  4. URLをいつものトークへ送り、参加者に名前を入力して回答してもらいます。
  5. 幹事が候補ごとの回答と時間の条件を照合し、候補を選んで日程を確定します。

Togelloの候補は開始日時です。終了時刻や一人ひとりが遊べる長さを自動で照合する機能ではないため、途中退出などの条件は別途確認してください。ゲームの必要人数に合うかどうかも、幹事が判断します。

回答は候補ごとの○・×で、△は幹事が未定の回答を許可した場合に使えます。△の人を参加確定として数えないようにしましょう。複数の候補すべてに×を付けて送信することはできないため、全候補が難しい人には幹事へ直接連絡してもらいます。なお、候補が1件だけの場合は×で回答できます。

作成画面の最低参加人数は、自分を除く人数を入力する項目です。その人数に到達していても、同じ候補に必要な○がそろったとは限りません。最後は幹事自身を含め、その時刻から一緒に遊べる実人数を確認します。人数が多い候補が自動で確定するわけではありません。

作成と回答はアカウント登録なしでも行えますが、名前などの入力は必要です。すでに別の方法で回答を集めている会では、回答先を並行して増やさず、使う方法を一つにそろえてください。

5. 友人へ送る案内文

候補を出すときは、日付に加えて「今回は何を優先する会か」を短く添えてみましょう。以下の[ ]内を、自分たちの条件へ置き換えて使えます。

次のボードゲーム会、今回は[ゲーム名・使うルール]を遊びたいと思っています。

幹事を含めて[人数]人で、説明や片付けも含めて[時間]くらい確保したいです。

候補は[日時]、[日時]、[日時]。それぞれ[終了の目安]までを考えています。

[回答リンク]から[回答期限]までに都合を教えてください。途中で帰る予定がある場合は、一緒に遊べる時刻だけ個別に教えてもらえるとうれしいです。全部の候補が難しい場合も、直接連絡してください。

回答を見てから、日程と場所をあらためて連絡します。

集まれる人に合わせてゲームを選ぶ会なら、冒頭を「今回は会える人で集まって、人数と時間に合うゲームを選ぼう」に変えられます。

日程を決めた後は、日時・場所・遊ぶゲーム・持参する人をまとめて共有します。途中退出する人がいる場合は、何時まで一緒に遊べるかも含め、最後の案内と食い違わないか確認してください。

最初に決めるのは、候補日をいくつ並べるかよりも、今回何を一緒に楽しみたいかです。その条件を短く書き、人数と時間がそろう候補を友人と選んでいきましょう。