Discordで日時が決まった会の出欠を確認するときは、回答の意味を先に決めましょう。参加意思の把握には「興味あり」、参加・不参加を聞くには投票、Discordとは別に名前付きの受付名簿を持つならTogelloの参加募集が候補です。

友人とのゲーム会を告知したら、イベントに「興味あり」が集まった。この人数を、そのまま当日の参加予定人数としてよいのでしょうか。

「興味あり」は、主催者へ参加したい意思を伝える機能です。ただし、まだ予定を調整している人もいるかもしれません。人数を決める必要がある会では、どの回答を参加の申し込みとして扱うかまで伝えておきましょう。

この記事では、開催日時が決まった友人・趣味グループの会を想定し、三つの方法を使い分けます。

まず、どこまで回答してほしいかを決める

必要なのが参加意思の把握なのか、不参加を含む回答なのかで、選ぶ方法は変わります。

幹事が確認したいこと 候補になる方法 先に伝えておくこと
誰が参加したいと思っているか Discordイベントの「興味あり」 参加意思を伝えるために押してほしいこと
参加・不参加・未定のどれか Discordの投票 各選択肢の意味と回答期限
Discordとは別に、名前付きで参加申し込みを受けたい Togelloの参加募集 申し込み先と、登録してほしい名前

Discord内で必要な回答を集められるなら、その方法で十分です。別の受付を使う場合は、どちらの回答を最終的な人数に数えるかを決めます。

「興味あり」は、参加意思を知りたい会に使う

DiscordのScheduled Eventsでは、メンバーが「興味あり」を選ぶと、主催者に参加したい意思を伝えられます。主催者がイベントを開始した際には、開始通知を受ける仕組みもあります。

これはDiscord公式のイベント案内に記載された用途です。

たとえば、人数を厳密に決めずに集まるゲーム会なら、イベントの案内と「興味あり」で参加意思を確認する運用が考えられます。押した人が必ず来ると決めつけず、会の性質に合わせて使いましょう。

「興味あり」を押していない人については、不参加なのか、未定なのか、案内を見ていないのかを区別できません。不参加も含めて返事がほしい場合は、次の投票のように回答を分ける方法が向いています。

イベントのURLを送る前に、見られる相手か確認する

イベントへの直接リンクを開くには、サーバーへの参加と閲覧権限が必要です。招待リンクは参加を案内する別の仕組みであり、制限されたチャンネルが誰にでも見えるようになるわけではありません。

案内先が同じサーバーの友人でも、対象チャンネルを閲覧できるかは確かめてください。主催者側も、イベントを作成するための権限を確認しておきます。

また、開始予定時刻を書いたことと、主催者がイベントを開始する操作は別です。通知を案内に使う場合も、予定時刻に自動で始まるとは考えず、開始操作を担当する人を決めておきましょう。

参加・不参加を聞くなら、Discordの投票を使う

日時が決まっていて、参加できない人からも返事がほしいなら、投票に回答の選択肢を用意します。

Discordの投票は、最大10個の選択肢を作れ、複数回答を許可するかも設定できます。投票期間は最長1週間で、受付中は投票者が自分の回答を変更できます。

仕様はDiscord公式の投票FAQで確認できます。

出欠を聞く投票の作り方

  1. 質問に会の名前と開催日時を書きます。
  2. 選択肢を「参加できる」「参加できない」「まだ未定」などに分けます。
  3. 出欠が重ならないよう、複数回答は許可しない設定にします。
  4. 用意された投票期間から選び、終了時刻も添えて案内します。
  5. 終了時に回答を確認します。人数を確定する必要がある会では、未定の人にいつ予定が分かるかを聞きます。

この三択と単一選択は、出欠を聞くための運用例です。Discordに専用の出欠欄があるという意味ではありません。

投票期間には1時間、4時間、8時間、24時間、3日、1週間があります。希望する締切に合わせて自由な日時を設定できるものではないため、投稿時刻と選ぶ期間を確認してください。

回答をどう数えるかも、一緒に案内する

投票を作るだけでは、「参加できる」が申し込みまで意味するかは伝わりません。次のように添えると、幹事と参加者の認識をそろえられます。

[開催日時]の[会の名前]に参加できるか、この投票で教えてください。

「参加できる」を選んだ人を参加予定人数に数えます。まだ決められない場合は「まだ未定」を選んでください。

投票は[終了日時]までです。終了後に予定が変わった場合は、幹事へ連絡してください。

未定・未回答の人を参加予定人数には含めず、未回答だけで欠席と決めつけないようにします。投票で集めたのは事前の予定であり、当日実際に参加したかは別の確認です。

なお、Discordの投票は匿名ではありません。回答者が分かる方法であることを踏まえて使いましょう。投稿先のチャンネルを参加者が見られるか、幹事が投票を作成できるかも確認してください。

別の受付名簿が必要なら、Togelloの参加募集を使う

会の参加申し込みをDiscordとは別のページにまとめたい場合は、Togelloの参加募集が候補になります。ここで扱うのは、開催日時が決まった会の受付です。

使い方には、募集ページのURLを手動で共有する方法と、Botで対象チャンネルを連携する方法があります。

案内の方法 参加者への案内 確認する条件
Webで作った募集URLを共有する 募集ページを開いて参加登録するよう伝える URLを貼るだけではBotのチャンネル連携にならない
Botで連携したチャンネルに参加ボタンを投稿する ボタンから名前を入力して参加登録するよう伝える チャンネル連携・設定・権限が必要。日時確定後の参加募集が対象

Discordの参加ボタンから登録する場合も、名前の入力が必要です。Discordの表示名がそのまま自動登録される仕組みではありません。

Togelloの参加者一覧は、会への申し込みを確認するための一覧です。登録名による本人確認や、ボイスチャンネルへの参加、当日の実出席を証明するものではありません。

受付先を一つに決める

Togelloを使う場合は、Discordの「興味あり」や投票と、参加申し込みの役割を分けて案内します。これらの回答がTogelloへ自動で取り込まれる前提にはしないでください。

[会の名前]の参加申し込みは、Togelloの[募集URL]で受け付けます。

Discordイベントの「興味あり」とは別に、募集ページで参加登録をお願いします。参加者一覧に登録された人を、今回の申し込み人数として確認します。

登録後に参加できなくなった場合は、幹事へ連絡してください。

「興味あり」の人数とTogelloの登録人数を足すと、同じ人を重ねて数える可能性があります。会の受付に使う一覧を一つに決め、その一覧を確認しましょう。

名前付きの参加申し込みを別のページで管理したい会なら、Togelloで開催日が決まった参加募集を作り、Discordのチャンネルへ案内できます。

出欠確認を始める前の三つの確認

最後に、次の順で確認すれば、その会に必要な方法を選びやすくなります。

  1. 誰が回答先を見られるか。 Discordのサーバー参加状況やチャンネルの権限を確かめます。
  2. 何を回答してほしいか。 参加意思だけなら「興味あり」、不参加・未定まで聞くなら投票を検討します。
  3. 別の受付名簿が必要か。 必要な場合はTogelloの参加募集を使い、どの一覧を申し込み人数の基準にするか伝えます。

出欠の聞き方を決めたら、回答先と期限、予定が変わったときの連絡先を同じ案内にまとめましょう。「参加できる」を申し込みとして数えるのか、別の登録が必要なのかまで伝えておけば、幹事は確認する一覧を迷わず決められます。