平日の会議や面談を調整するなら、土日を外すだけでは不十分です。日本の祝日、振替休日、会社独自の休業日を別々に確認し、候補を共有する前に一覧を見直すと、日程の出し直しを防ぎやすくなります。この記事では、祝日を除外するかどうかの判断から、候補作成、共有前の確認までを順番に説明します。
1. 祝日を除外するときは「土日」と分けて指定する
「平日だけ」と指定しても、使うツールによっては祝日が候補に残ります。土日と祝日は別の条件として扱い、次のように分けて伝えましょう。
- 対象期間:9月1日から9月30日まで
- 曜日:月曜日から金曜日まで
- 時間帯:10時から17時まで
- 除外日:日本の祝日、社内休業日、参加できない個別日
祝日の扱いはツールごとに異なります。たとえば、あるツールで土日が初期状態から外れていても、祝日まで同じ設定とは限りません。祝日がカレンダー上で色分けされていることと、候補から自動で外れることも別です。設定後は、生成された候補一覧に祝日が残っていないかを確認する必要があります。
日本の祝日を手作業で確認するときは、内閣府の国民の祝日一覧を対象年ごとに確認します。国民の祝日だけでなく、振替休日や祝日に挟まれた休日もあるため、固定日の一覧を使い回さないことが大切です。
2. 祝日を除外するか、含めるかの判断基準
祝日は常に除外すればよいわけではありません。開催目的と参加者の条件で判断します。
| 調整する予定 | 基本の判断 | 追加で確認すること |
|---|---|---|
| 社内会議、取引先との面談 | 日本の祝日を除外する | 双方の営業日、会社独自休日 |
| 店舗やシフト勤務者の打ち合わせ | 一律に決めない | 各参加者の勤務日と勤務時間 |
| 祝日に開くイベントや集まり | 除外する前に確認する | 祝日開催が目的か、参加者が参加できるか |
国民の祝日と会社の休日は同じではありません。東京労働局の労働基準法に関するQ&Aでも、国民の祝日がそのまま会社の休日になるわけではないことが説明されています。年末年始、夏季休暇、創立記念日、シフト休日などは、祝日とは別の除外条件として扱います。
判断に迷う場合は、「祝日は候補から外しますか」「会社独自の休業日はありますか」の2点を参加者へ先に確認します。参加条件が分からないまま主催者だけで決めるより、候補を作る前に確認した方が出し直しを減らせます。
3. 候補日の見落としを防ぐ4段階
候補日は、条件を一度に考えるより、次の4段階で絞ると確認しやすくなります。
1. 対象期間を決める
「来月」だけでなく、開始日と終了日を明確にします。対象期間が長い場合は、祝日情報を確認できる範囲も確かめます。
2. 曜日と時間帯を決める
平日なら月曜日から金曜日まで、業務時間内なら開始・終了時刻を指定します。この段階では、祝日はまだ別条件です。
3. 日本の祝日を外す
対象年の祝日、振替休日、祝日に挟まれた休日を確認します。海外拠点の参加者がいる場合は、日本の祝日だけで判断せず、対象国・地域も確認します。
4. 個別の除外日を足す
会社休業日、シフト休日、学校行事、すでに分かっている不在日を除きます。最後に残った日だけを候補として並べます。
この順番なら、「平日だから問題ない」と早合点せず、どの条件で候補が外れたかも説明しやすくなります。
4. LINE AIで祝日を除いた候補を作る伝え方
TogelloのLINE AIで日程調整を作る場合は、タイトル、期間、曜日、時間帯、祝日除外、開催に必要な最低参加人数を伝えます。たとえば、2026年10月の予定なら次のように依頼できます。
「月次プロジェクト会議」というタイトルで、2026年10月1日から10月30日までの月〜金、10時開始、土日と日本の祝日を除いて候補を作って。開催に必要な最低参加人数は3人。
現行実装では、LINE AIへJSTの当日から3か月間の日本の祝日一覧が文脈として渡され、祝日を除く条件は個別の候補日時へ反映する設計です。この文面はAIへの指示例であり、一度のメッセージで作成が完了する保証ではありません。不足情報があれば追加確認に答え、作成された候補について、依頼した期間、時間帯、祝日、個別除外日が意図どおりかを確認してください。3か月より先の祝日や会社独自休日まで自動的に把握するとは限りません。
Webから開催期間を指定するときは、日本の祝日をカレンダー上で見分けられます。ただし、現行の期間ピッカーは祝日を表示する機能であり、祝日専用の一括除外スイッチではありません。Webで作成する場合も、表示を見ながら候補を確認する必要があります。
5. 候補を共有する前の最終確認
候補URLを参加者へ送る前に、次の項目を確認します。
- 開始日と終了日が依頼どおりである
- 土日だけでなく、日本の祝日と振替休日も外れている
- 年末年始、夏季休暇、創立記念日などの独自休日を反映した
- 海外やシフト勤務の参加者へ一律の休日判断を当てはめていない
- 候補ごとの開始時刻と終了時刻が正しい
- 除外する必要のない祝日まで外していない
確認後に候補を共有すれば、参加者は候補日時ごとに参加可否を回答できます。回答が集まったら、全員または必要な参加者が集まりやすい日を確定します。
祝日除外の要点は、単にカレンダーの赤い日を消すことではありません。対象期間、曜日、時間帯、日本の祝日、組織や個人の休業日を別々に整理し、候補一覧で最後に確かめることです。この順序を守れば、平日調整の見落としと候補の作り直しを減らせます。
